愁は下に落ちている紙を拾って私の方へ走ってきた 周りでは『愁様〜私を連れてって』なんて言う声も聞こえた そして私の所へ来た 「紗羅ちょっと来い!」 そういうと私の手を取り走りだした 「ちょっと……」 かなり早すぎて追いつけないし……引っ張られてるから腕が痛い…… いつの間にか私たちはゴールしていた 「1位ですね!さてお題は何だったのでしょう」 と司会の人が愁にマイクを向けた .