結果が出てから、あたしが岾斗と一緒にいられる時間は、あとどれくらいあるだろうか。
そんな事をいつも考えていた。


そして考えれば考えるほど、悲しく、苦しくなった。


卒業までの日はあっという間に過ぎ、とうとう卒業の日がやってきた。

別れることが辛くて、岾斗と一緒に泣くこともできなかった。

あたしはそんな自分に、岾斗との別れに、一人でずっと泣き続けた。


その日はすぐに家に帰り、頭から布団をかぶってベットで寝ていた。

寝ていたというよりは、


泣いていた。