お昼はキャベツのスパゲッティときのこのスープを作り
食後さっそく私の作った少しイビツな湯飲みでお茶を飲んだ
昼過ぎから
やっぱり雨が降り出して
薄暗い中、先生はダイニングでPCでお仕事
私はリビングのテーブルで数学を勉強した
時折、窓ガラスを叩く雨粒のパラパラって音と
先生がキーボードをたたく
カシカシって音以外
静かな部屋の中
先生と私には
学校のお勉強みたいに明確な答えなんかないけど
たまにでも、こうやって二人でいられるし
それ以上を望むのは
欲張りすぎる
いつか、年をとって
引退した先生と
私の作った湯飲みでのんびりお茶をすすりながら
他愛ない話をする日が
来ればいい
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――……………
「……………絆?
あれ?絆?きぃ?」
さすがに目が疲れて
軽く伸びをすると
リビングで勉強中の絆が
頬杖ついたまま動いてない
「きぃ………」
絆の隣にひざをつき
顔をのぞくと
「すぴー、すぴー」
ぴー、ぴー鼻を鳴らして
寝てる



