土曜日
迎えに行くよ。と言ってくれた先生の優しさを断り
ルンルン気分で新しい白レースのティアードスカートをはいた
先生には
もう気持ちが伝わってるし
どんなに はしゃいでも
どんなにオシャレをがんばっても大丈夫なところは楽だなぁ
「行ってきまぁす」
リビングのお母さんに
ドアを軽く開け、顔だけ出して声をかけると
「はい、はい。
デートがんばっておいで」
リビングのドアノブを掴んだまま固まる
「な、ななな何言って…」
ソファーに座り足元に伏せてた藤くんの頭をなでなでしながら
「絆、あなた、
わかりやす過ぎるのよ」
「え~?」
「ちゃんと今度紹介してね?」
「………彼氏じゃないもん」
「あら、それは残念。
じゃあ健闘を祈る」
からかうように
お母さんは笑った



