【短】君がいたころ

美沙にぶつかったのは、道を曲がり損ねたトラック。

ひいてしまった運転手さんはあわてて119番に連絡していた。


病院に運ばれた美沙はすぐに手術室へと運ばれた。






あれから、何分。いや何時間経ったんだろう…。


時間が止まったように思う




「美沙…。」



お願いだから、死なないで…






そう思っていると手術室のランプが消えた



「先生!!美沙は?!どうなったんですか!!」



俺は、いてもたってもいられなくて先生に怒鳴ってしまった



「一応助かりはしました…。ですが、もう1日も持たないでしょう…。」



そんな…



「早いところ彼女にあってきた方がよいかと…」


俺は先生の話をさえぎって、美沙が運ばれていった病室に走っていった