あれから慰謝料払えだ、借金まみれ。 借金を全部持ってオレは家を出た。 仕事をするでもなく、 住む所は神社で酒に埋もれて適当に暮らしていた。 そんなある日、一人で神社で遊んでいるガキを見つけた。 そのガキにオレは色々話した。 ただ聞いて欲しかっただけかもしんねぇけどよ。 あいつの真っ直ぐな目が、 まだガキが好きだと思わせてくれた。