ボチャンッ







光が、水色に反射していた。

とても、きれいだと思った。




どんどん水色は濃さを増していく。
光は小さくなり、そこでわたしは息苦しさに気がついた。

もがいて、地上に上がろうとしてもそれは叶わない。

もがけばもがく程、沈んでいく。

絶望が、広がっていく。


身体が重くなってくる。
心が冷えていく。
辺りは、もう闇と化していた。




堕ちて


堕ちて



それでも


堕ち続ける

この、絶望