「あたしは紅のヘンリーさっ」 「・・・真琴ちゃん、ついに頭いっちまったか?」 ・・・・失礼だな、辰弥。 あたしは下の面子達とバイクをいじってて、急にあたしが言った事にすかさず辰弥が突っ込みを入れて来た。 うん、自分でもわけわかんない事を言ったと思う。 紅のヘンリー? 紅関係なくね? ・・・どーでもいいや。 「はあ・・ ・・」 あたしは盛大なため息をついた。 「真琴ちゃん、なんかあったのか?」 辰弥が心配な顔で見てくる。 辰弥・・・・ なんて良い奴っ!!