「ぺちゃパイで悪かったな、可愛げなくて悪かったな。この銀髪」 蓮也はまだ痛がってる。 「てめえ、すねは反則だろ。」 「うるせー、喧嘩に反則もなにもねーっての」 そう笑って蓮也に言ってやった。 「やっぱり、お前は笑ってた方が可愛いぞ」 キュンッ おいおい キュンッってなんだキュンッて。 あたしはバカか。 どこの国の姫だよ。 どこの純情な乙女だよ。 キュンッとかどーしたんだよ、あたしの心臓。 ・・・あたしやっぱおかしいよ。