「さあ、北斗。今までのケリ、付けようじゃん」 あたしは北斗の目を見てハッキリ言った。 「ああ・・・俺がお前に勝ったら、大人しく俺の女になれよな」 そう言って北斗は怪しげな笑みを見せた。 あたしは北斗とやり合う前に、周りを見回してみた。 ・・・・いつの間にか、周りは勝敗が着いていたらしい。 蓮也達が、あたしと北斗をその場に座りながら、見物している。 ・・・やりずれえじゃん。 そう心の中で呟いたが、あたしは北斗を倒す事に集中した。