「おーおー、真琴。そろそろ降参してくれよー。お前を助けてくれる仲間なんざもーいねえんだからよー。」 北斗が嘲笑うように言う。 仲間・・・・・ あたしにだって仲間はいる。 だけどあいつ等を巻き込む訳にはいかないんだ・・・ 「・・・うるせえよ、あたし一人で十分だっつーの」 「は、お前も強情な奴だな。さっさと俺のもんになれば・・・・・?!」 ヴォンヴォン ・・・・え? なに? あたしはバイクの音がする後ろを振り向いた。 ・・・・なんで?