「何かそれ、キザで嫌」 「だ~、何でだよ。本当、お前は可愛くねぇな」 「やっぱりロックはうるさいし、あんたの音楽の趣味なんて全然わかんない」 やっぱり私は憎まれ口しか叩けないんだ。 でも。 「でも」 「でも?」 「ハートブレイカーズは、大好き」 そう言うと、健介は嬉しそうに笑った。 END。