「待って。秋チャン!!」



速足の秋チャンについて行くのに精一杯。



野郎は何で速いんだよ!!



「アレ?こっちって…。」

「何かあるのか?」

「うん、まぁ。パーティ用の会場があるよ。」



そうなんだ…。



全く知らねぇぞあたし。



「あっ…。」



明かりが見えてきた。



「………!!?」



な、何これ…。



「パーティ…?」



中はたくさんの人。



豪華なご馳走。



パーティだ。



でも何であたし達が…?



別に関係ねぇのに…。