あたしは3人の方を見た。 そしてハッキリとした口調で言った。 「あたしは南咲雫。梢の双子の姉。 …そして朱雀の総長だ。」 みんなは目を丸くする。 もちろん梢も。 そりゃ総長っては言ってないからな。 「…じゃあアンタが四天王の1人…。」 「朱姫…。」 「マジかよ…。」 他方から聞こえてくる声。 うるせぇな…。 それを静めたのは意外な人物だった。 「秋先生!!」 へっ…? 「「「安西先生!!?」」」 何で安西先生が…?