「はぁぁぁあ~…。」



ベッドに倒れ込んだ。



つーか実際あたし梢に構ってる暇ねぇんだよな。



あたしは留年の話があるんだよ!!



「寝よ…。」



この日、あたしの運命が変わったなんて考えもしなかった。




それから2週間がたった。



「で、梢ちゃん見つかって無いんだ。」

「まぁね。警察もお手上げ状態。事件性が全くないから捜査は打ち切り。」

「雫はあっさりしてるね~」

「あたしゃ~今忙しいの。」

「たかが授業に出るくらいで…。」



それがあたしにとって忙しいの!!



あたしが秋チャン以外の授業に出るなんて珍しいよ。