ってかそんなお坊ちゃまがゲーム専門店何かに来るなんて珍し~



あたしは店の外から食い入る様に凌を見てた。



店員に何か渡されてんな…。



「うぉ!!あれは!!」



あたしが買いたかったゲーム!!



マジ買ってんのかよ!!



い~な~…。



そんなあたしは馬鹿だった。



「おい。」

「わ゙っ!!」



あたしは後ろの奴の気配を感じ取る事が出来なかったのだ。



「何をしていらっしゃるのですか?」

「あ…いや…。」



スーツを身にまとった年配の人。



つーか東野凌を見てたなんて言えねぇよ。