俺様教師の授業Ⅱ

俺は、走って親父の会社に行った。 

親父の秘書は前から俺の母親代わりになってくれた。
なんか久々だな。電話はよくするけどよ。でも、なんて言おうか。
まさか、「生徒と付き合ってる。」だなんて殺される。俺、死んじゃう。
仕方ない。ああいう風に言うか。


『おばさ〜ん!』
いつもは社長室にいるはずのおばさんがいない。 
まぁ、でも最近不景気だから忙しいのは仕方ないか。 
バンッ
勢いよくドアが開いた。
〝誰がババアだ?こら!お姉様とお呼び。このチンチクリン坊やが!〟

前のドアから思いきり見た目20代の若さのオーラを醸し出している黒髪のロングヘアーな奴が現れた。俗に美人と言われるであろう、おばさん。