俺様教師の授業Ⅱ

普段なら、嬉しい言葉も今は………それどころじゃない。 

私達は座ると、漣が先に喋った。『俺と沙耶は…………友人兼いい』
ピロピロ〜。 

急に電話が鳴った。
ビクッ 
お互いビックリした〜。 
『俺がとる!』
なんか、気まずい。

『あぁ俺、決めたぜ。やっぱ、一緒にいたい奴と結婚する。』
電話の相手は誰だろう? 

『莉緒ごめん俺、行って来る。先、寝てて。話は明日、家でな!』
漣は、そういうと家を出た。
なんで話を止めるの?行って来るって、沙耶さんと………。私、邪魔だった……。 
でも今日、話たかった………。こういうの…………我が儘……。

涙が溢れ出た。何回拭いても涙はおさまらなかった。