俺様教師の授業Ⅱ

ここのところ、不安で仕方がない。
やはり、お金もちは小説みたいに許婚がいて、その人と結婚するから、結婚出来ない。とか、別れよう。という言葉を、いつ聞くのかと思うと、凄い凄い不安で仕方がない。 


自分で落ち着く事が出来ない。 聞いた方が良いと思うが、事実を知るのが怖い。 
どうしよう。 




そういう不安が日に日に増していった。 
ある夕食の時、 
『莉緒、どうした?なんか、顔色悪いが………?』
目の前には、心配してくれる漣がいた。 
だが、不安は消えない。 
「なんでもないよ?」
と、平然とした態度を演じる私。