「まったくヒナタさんは・・・」



執事は、困ったような表情をしたが、すぐに表情を戻し、私を見た。



「少し遅れましたね。行きましょうか?」



「はい。」



私は、執事と組長に女性として見られたのがうれしくて、ウキウキした気分で執事の後ろをついて茶道室へと向った。