「・・・でも、改造してて、殺傷能力は、普通の拳銃と変わらないけどな!」 そう言うやいなや、突然、サブの部屋を飛び出していく真木ヒナタ。 「ヒナタ~!落ち着け~!」 組長も真木ヒナタの後を追いかけて、サブの部屋を裸足で飛び出していく。 「・・・まったくあの人達は・・・」 その姿を執事は、少し疲れたような様子で眺めていた。 「あの~・・・龍一さん止めないんですか?」 私は、執事を見た。