「・・・何で俺、慰められてんですか?」 サブは、不安そうな表情になる。 「サブさんには、少し残念でしたけど、私の勝ちですので、小夜さんは今まで通りということで・・・・」 執事が頃合を見計らって、勝利宣言をしようとするが、組長が、執事に近づいて何か耳打ちしている。 「・・・で・・・・なんだよ。・・・・だから・・・・ね?」 「・・・ですか。・・・・・ない・・・・・・。しかたないですね。」 執事は、ため息をつくと私を見た。