やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】


「え!俺、イヤだぞ!5千円なんて!」



私と執事と組長とサブとポチが、教会の入り口を見ると、何故か、真木ヒナタが立っていた。



「・・・・何でそこにいるんですか?」



私が真木ヒナタに尋ねた。



「えっ、だって、レナ、この後、アメリカ帰るために空港行くっていうから、俺、ついていっても仕方ないだろ?だから、レナ、タクシーに乗せて戻ってきたんだよ。」



真木ヒナタの言葉に呆れる一同。



「普通、空港までは、ついていきませんか?」



執事の言葉にみんながうなずく。



「え~!だって腹減ったんだもん。」



真木ヒナタが叫ぶ。



「ほら、俺の言ったとおりだろ?腹が減ったら戻ってきた。」



組長が、うれしそうに笑う。



その笑顔と言葉を聞いて、私と執事とサブとポチも笑う。



「何笑ってんだよ!さっさと帰ろうぜ!」



真木ヒナタの言葉には耳を貸さず、私達は、いつまでも教会で笑っていた。





【第2部完結】