そして、私と葵も、レナと同じように動きが止まり、3人とも顔を見合わせた。



「何・・・これ?」



「・・・何でしょう?」



「・・・・・・これ障害物になりますの?」



私とレナと葵は、顔を見合わせたままつぶやく。



しかし、紙に書いてある以上、行動するしかなかった。



すぐに、私とレナと葵は、紙に書いてあることを行動に移した。



私の紙に書いてあったことは、【トトロ様を探して着てください。】だった。



幸い、誰が書いたかは、わかっているので、一直線に真木ヒナタの元に向う。



「真木さん、今朝のトトロのパジャマは?」



私は、真木ヒナタに叫んだ。



「・・・・小夜、今朝、いらないっていったじゃないか!」



ふてくされた表情で私を見る真木ヒナタ。



「もう!そんなこと言わないで、出してくださいよ。」



私は、真木ヒナタに懇願するが、真木ヒナタは、私と目を合わせようとしない。



レナと葵を見ると、2人とも、まだ、探し物は見つかってない様子。