「私は、そんなにレナさんと会話してないから・・・」
「そっか・・・」
落ち込んだ声の真木ヒナタ。
「どんなことしてて、レナさん怒ったんですか?」
私は、落ち込んだ真木ヒナタにやさしく声をかける。
「・・・・ただ会話してただけだぞ。・・・・確か、私が、大和のお嫁さんになってもいいのかみたいな会話の後に俺が、大和ならいいよって答えたら、急に怒り出したんだよ。」
思い出しながら話す真木ヒナタ。
その話を聞いて、私は、すぐにレナが怒った理由がわかったけど、真木ヒナタに言っていいものかどうか迷う。
(レナさん、真木さんのこと・・・・・でも、私が、口を出すことじゃないし・・・)
「小夜~、何で、レナ怒ったんだろ?」
真剣な表情で私を見る真木ヒナタ。


