「・・・あ、ちょうど1台いらないテレビがありました。組員に言ってサブさんのアパートに運んでもらいますから、先に行っておいてください。私も後で行きます。」



執事は、私達にそう言うと部屋を出て行った。



「それじゃ、サブのアパートに行くか!」



真木ヒナタを先頭にサブと私が後をついて部屋を出て、サブのアパートへ向う。



(・・・・何か忘れているような気が・・・・?)



私は、何かひかかっていたけど、思い出せないまま、真木ヒナタの後ろを歩いていた。