「なんだ、早く言えよ。それじゃ、サブのアパート行こうぜ。」 「ただ・・・」 サブは、いいにくそうに真木ヒナタを見る。 「何だよ、はっきり言えよ。」 「・・・テレビが無いです。」 「・・・サブさん、テレビ1つ持っていないのですか?」 執事が、驚いた表情でサブを見る。 「・・・はい。」 恥ずかしそうにサブはうなずいた。 「・・・おい、この家にいらないテレビくらいあるだろ?サブにひとつくらいやれよ。」 真木ヒナタが、哀れみの目でサブを見ながら、執事に言った。