「・・・・・おっ、うまいな!」 組長が声を出す。 「健康的で老人には、ありがたいね。」 静代も満足そうに言った。 「何だよ!肉ないじゃんかよ!俺は、肉食いたいんだよ!!」 真木ヒナタは、不愉快そうに叫ぶ。 「・・・・・・ふぅ・・・ご馳走様でした。」 執事は、納得した様子で箸をおいた。 私は、その様子をハラハラした気持ちで眺めていた。 「それでは、次に、葵様の料理をお願い致します。」 執事の言葉に葵が立ち上がる。