「何って、アイスだけど?龍一、目が悪くなったの?見えない?」 真木ヒナタは、さも当然のように、アイスを食べている。 「・・・ヒナタさん、お願いですから、今、アイスは食べないでくださいね。」 「え~!」 「・・・殺しますよ。」 「サブ、こっち来い!」 真木ヒナタは、列の末席に立っていたサブを呼ぶ。 「はい。真木さん。」 サブは、全速力で真木ヒナタの前に来る。