「・・・小夜姉さん、一回熊さんにお手本見せてもらえばいいんじゃないですか?」



私と熊さんにポチが話しかける。



「熊さん、お願いできる?」



熊さんを見る私。



「・・・うん・・・・・俺・・・・作る。」



熊さんは、うれしそうな顔で味噌汁を作り始めた。



その熊さんの横で必死にその工程を覚える私。



そして、実際に熊さんが、一回味噌汁を作り終わった後に、今度は、私が味噌汁を作ってみる。



必死に先ほどの熊さんの料理工程を思い出しながら、作っていく私。