「え?だって、龍一、問題児の3人目は、殺すって。大和、サブに続いて、ポチが3人目だろ?」
本当の問題児2人目であるはずの真木ヒナタ。
自分をサブに置き換えて、執事に声をかける。
「・・・今回は、多目に見ましょう。ただ、そのメイド服は、渡してください。」
執事は、ポチからメイド服を受け取る。
「・・・アッシの宝物ですから、大事に扱ってくださいね。」
渡す時にやや涙目になっているポチ。
そのポチの前で執事は、一瞬の躊躇もなくメイド服を引き裂く。
「あぁぁぁぁぁ~・・・・・・・」
ポチは、号泣しながら、部屋を飛び出していった。


