「・・・それ、どこに入れておいたのですか?」
「え、ズボンに挟んでおいたのですが?」
「・・・ちなみに、そのメイド服は、誰の物ですか?」
「・・・アッシの宝物で。」
ポチは、頬を赤く染める。
「・・・残念ながら、私の小夜さんにそんな不潔な物を着せるわけにはいきません。・・・小夜さんには、今までどおり、執事見習いをやっていただきます。」
「・・・そうですか・・・」
ポチは、残念そうに頭をたれる。
「ねぇ~、それで、いつポチ殺すの?」
真木ヒナタが、執事に尋ねる。
「な、な、何を言ってるんですか!」
ポチは、一気に顔から汗を噴出しながら真木ヒナタを見る。


