「・・・そうですね。」
私は、真木ヒナタとレナをおいて次の華道へと執事と一緒に向った。
華道をする部屋に入ると、すでにその部屋には、組長と熊さんがいた。
「何をしてらっしゃるのですか、組長?」
組長にゆっくりと詰め寄る執事。
「ちょ、ちょ、ちょっと待てよ、龍一。今日は、華道の先生を口説きにきたわけじゃないんだよ。く、く、熊の奴がどうしても、華道がやりたいっていうから。」
必死の形相で詰め寄る執事に説明する組長。
「言う事にかいて、熊さんまで連れ出すとは!」
さらに怒りの度合いが増す執事。
「だから、違うんだって。熊の手元見ろよ。」
組長に言われ、熊さんの手元を見る執事。


