まずは、茶道の先生が、お茶をたててくれて、その次に私、そして最後にレナがやった。 そして終わった後の状況がこれ。 「レナさん、アメリカでもやられていたのですか?完璧でしたね。」 驚いたような執事の言葉。 「そちらの外国の方には、何もいう事はありません。」 これがお茶の先生の言葉。 ほとんどがレナへの賛辞。 唯一、違ったのが、真木ヒナタの「結局、誰が入れても、まずいお茶はまずい。」という言葉だけだった。 「あの~・・・私は?」 恐る恐るたずねる私。