「顔を上げなさい。」 「はい。」 執事に言われ、真っすぐ執事を見つめるサブ。 「それでは、私を殴りなさい。」 「えっ?」 執事の言葉に戸惑うサブ。 「早くしなさい。」 ボカ。 執事にせかされて、執事の頬を軽く殴るサブ。 「・・・ふざけてないで、力一杯殴りなさい。」 もの凄い形相でサブを睨みつける執事。 「わかりました。失礼します。」 ボカッ!! サブに力いっぱい殴られても、微動だにせずにその場に立っている。