戦艦ホムラ大気圏突入。


 もっとも、ホムラには重力発生装置がついているため、摩擦熱が発生せず、前方を行く隕石のように、赤い熱の尾を引くようなことは起こらない。


「残り距離8000!」


 結局、誰かがレーダーを確認しなければならないというコトになり、花子が美並のサポートに、佐倉が管制およびオペレーターの兼任となった。


 もっとも、ここまで来たら、オペレーターの仕事などないに等しいのだが。


「まだまだぁ~」


 ホムラ、さらに加速。


 地球の重力も利用して、さらにスピードを上げる。


「あまり、あげすぎますと、止まれなくなって地面と衝突しますわよ。」


 花子の言葉は聞こえているが、そこまで気にしている余裕は今はない。