「試合中だぜぇ、スマルト!」
突っ込んでくるクロードを躱したときだ。
かちっというような妙な音が聞こえた瞬間、ドオンと物凄い音がこだました。
音のした方に向くと、ラーンの後方でモクモクと煙が上がっている。
「な、何? なんなのこれ?」
動転したラーンはペタンと地面にしゃがみ込んでしまった。
「そのままじゃいけない!」
動けないでいるラーンを庇うように、スマルトは彼の前に飛び出した。
直ぐさま第二陣目が、彼らに向かって放たれた。
ドオン! とけたたましい爆発音が、彼らを包み、砂埃をあげる。
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