「クロード!」 決勝進出者には、特別に個室が与えられている。 突然ドアを開けた訪問者に、眠っていたクロードは飛び起きた。 「──んだ……ラーンか」 彼だと知って安心したのか、クロードは再びベッドに横になった。 「寝てる場合じゃないよ、クロード!」 躰を揺さぶられてもしぶとく寝ている彼を、ラーンは力任せにベッドから突き落とした。 「痛って……。何すんだよ」 頭に手を当てながら、クロードが立ち上がる。 「ね、ジュネスさんって一体何者なの?」 「…………」