ぼくはうとうとしながら座っていると、愛ちゃんがぼくの肩をゆすった。 「雨、止んだよ!」 愛ちゃんは、いつも通りに戻っていた。 遊具の穴から顔をのぞかせると、公園ではもう数人の男の子達がサッカーや野球を始めていた。 「ぼくもあれやりたい! ボール蹴りたい!」 「だめ!!」 愛ちゃんがいきなりぼくの手を引っぱるもんだから、ぼくは後ろに転げそうになった。