愛ちゃんはぼくの顔を見るなり、ぽろぽろ涙を落とした。 「ごめんね、チロル。私のせいで……」 愛ちゃんは何回も何回もぼくにごめんねを繰り返した。 「愛ちゃんのせいじゃないよ。ぼくはどうしてもそれが言いたくて、ここに来たんだ。それなのに、大事な事を全部忘れちゃって……」 ぼくは、愛ちゃんとサッカーをするのが好きだった。 でもその時は、ボールが道路に飛んでいってしまい、それを追いかけたぼくはそこで…… 「ぼく、帰らなくちゃ。」