La chose qui l'a perdu~失ったもの~

「『オトギリソウ』か・・・」

セグはあたりの壁を見回した

すると

ひとつだけ

変な模様の入った壁があった

「・・・おい、これか?」

セグはルノンを呼んで聞いた

「・・・はい、これです」

当たりだったようだ

するとルノンは

暗号の紙を取り出した