もしも今君が座ってる

そのなんでも無い机のさ

引出しがタイムマシンだったらさ

君はいつの君に戻ってさ

誰に何を伝えるんだろうな

もしも今僕が歩いてる道端にさ

どんな映画にも飛び込めちゃうさ

不思議なチケットが落っこちてたらね

僕は君が残した記憶のさ

ワンシーンに飛び込むよ

その時が同じだったらさ

その場所が同じだったらさ

奇跡ってもんを信じてみるよ

たとえ同じ時をなぞってみても

古い傷口に触ってみても

一+一=二ってくらいに

『今君はここにいない』ってだけの

ただそれだけの答えしか

今の僕には見つけられないけれど

あの夜君の涙を

拭う事すら叶わなかった僕を

僕はいつまでもいつまでも

責め続けて生きてくんだろうか

責め続けて生きてくんだろうな