時計仕掛けの宝石箱

ラディオルは複雑な気持ちでエディリーンの顔を盗み見る。

切なげに瞳を細めた姿は‥





‥儚かった。





(‥エディ‥知ってるか?)

届かない‥いや、届ける事のない言葉を、ラディオルは心中で呟く。

(‥お前が辛そうな顔をするのが嫌な奴だって、いるんだからな‥)

ラディオルは浮かんできた自分の考えを自嘲する。

‥そんなモノ、知っている訳がない。否、知られる訳には、いかない。

そんなラディオルの目の前に白い紙がひらりと現れた。

「それで、君達に見て貰いたい資料がある。後程全て渡すけれど、今はこれだけ目を通して欲しい。」

<jewel>達は一枚の紙を手に取り、記載された内容を素早く追った。

「‥‥これは‥!!」