時計仕掛けの宝石箱

そこで、腐りきった臭いが、部屋を蹂躙した。

エディリーンは余計な思考を追い払い、腰を低く屈める。



ギギャギャギャギャギャッっ!!



けたたましい声を上げて部屋に侵入してきた敵。

扉の隙間から漏れた白熱電球の光が、その異形の敵を照らし出した。

エディリーンは、少なくとも生きてきたなかで、こんな生き物は見た事がなかった。

似通った生物さえ、検討がつかない。

見たままを言うならば‥





‥ツギハギの、化物。