時計仕掛けの宝石箱

どうして気付かなかったのか‥と響也は恐怖した。

あの状態で、まともな人間が冷静な判断など下せる訳などない。

それでも、自分の直感、否、違和感に気を配れなかった事への後悔‥
そして、この事実に戦慄した‥。








‥これだけ凄惨な情景が階段で起こっていて‥。

そして、蜜羽が廊下を震わせる程の悲鳴を上げたにも関わらず‥。










何故、誰一人ここに来ない――?!