水泡玉~先輩~



『やっぱり嘘だったんだね!』

と冗談のように言われた

『さぁー?どうでしょうね!!』
ちょっとだけ
嬉しいような
ちょっとだけ
ムカついたから
言い返してやった

『あーいいのかなぁ?
  もう一緒に帰ってやんないよ?』


それは困る!!
っと『ごめん、ごめん!』
っと笑って言った


『それじゃ 帰ろっか!』
っと私の手を引いて
一緒に教室を出た。