水泡玉~先輩~


『でしょ?
  私の親友なの』

親友って呼ばれると
何だかくすぐったい

嬉しくて
カリナにそう思ってもらえてて
すごく嬉しい・・・

相変わらず
カリナの服のすそを引っ張ってる
私は きっと変かもしれない。

なんて思いながら
ボーっとした。

『じゃぁ俺、もう行くわ!』
っと手を上げて言う雄介

すかさずカリナは
『部活、頑張ってね!』
っと手を振った。


あぁ
コレが彼氏と彼女なんだ

間近で見るとすごく幸せそうで
うらやましいって
何度考えてもいいくらい