天使の夜

でもね、ほんとは・・・


もっともっと、悠君と一緒にいたかった。


悠君と結婚もしたかった。


まだまだ、悠君としたいこといっぱいあった。


「温かい」


悠君の頬に触れると、悠君の体温が伝わってくる。


でも悠君は、感じてないよね?


私の手の感触。


今私、悠君の頬を触ってるんだよ?


感じてたら、起きるもんね。


「悠君、大好き」


「結菜・・・」


悠君の目から、涙が流れた。


「泣かないで」


そっと涙を拭う。