ドタドタ!
ガチャっ!!


「華麗さん!」


「なんだ?」

「姫華さんが!!!今すぐ下に来てください!!!」

何??

何があったの??

嫌だ姫華どこにも行かないでよ…

私を一人にしないでよぉ…



「姫華…」


下に降りた時姫華は傷だらけだった…


「おいっ!誰にヤられた?」

自分でも驚いてる…
地の底から出るような声で姫華に尋ねた…


「黒龍の…副…そうちょう」


「誰だ?」


「七瀬…薫」


姫華の痛々しい顔を見て私はいてもたっても居られなくなった…


「黒龍に乗り込む!!」


「え…???」


「あぶないっすよ!!!」


「私を誰だと思ってるんだ??姫華の仇を打ってくる!」


仲間がこんなにされたのに黙って見過ごすわけにわいかねぇ…

ぜってぇに…


「ワリ-が一人で行く。翔太!」

「ハイッ!」

「姫華の手当てとかもろもろ今は翔太に任せた!!」

「ハイッ!」

「行って来る…」