王子様とお姫様の秘密の放課後

正門を出ると、走るのを辞め歩るいた。

後ろを振り返ったけど、荻野先輩が来る気配もないし…

反対方向へ車が走って行ってしまったのかもしれない。

話せただけでも十分すぎるんだから!

これ以上、何かを求めてはいけないんだ…

だよね?

さくら!

自分自身に言い聞かせながら、本を抱えて帰った。